食べることがすきな子も、そうでない(?)子も楽しめる絵本
『おべんとうバス』
ページをめくると
「バスにのってくださーい」という言葉から始まります。
ハンバーグくん、えびフライちゃん、たまごやきさん、ブロッコリーくん、とまとさん、おにぎりさんたち、みかんちゃん…などなどお弁当の定番!というものたちが名前を呼ばれ、「はーい」と返事をしながらバスに乗っていきます。
ページが進むごとに、バスはおいしそうなものでいっぱいに…。
最後のページは、バス型プレートにのったおいしそうなご飯とともに「いただきます」で終わります。
育ちあいの家に新しく入ってきてくれた子たちも、お迎えのママを待つ間に読んだら楽しそうに見てくれました。
最後のページでは、おにぎりやみかんなどを指差しながら「これは、ママにあげるの!」「これは〇〇(わたし)が食べるの!」とおしゃべりに花を咲かせてくれました。
ちなみに…
育ちあいの家の在園児は、最後のページが開かれた瞬間に、「ぱくぱくぱく~」と言いながら、すべてを食べ尽くす勢いです。(笑)
小さいうちは、食べムラや遊び食べ、好き嫌いなどなど食事に関する悩みも多いと思います。
絵本のなかで楽しく食べるふりを重ねながら、実際の食事も楽しいものにしていけたらいいな…と思います。
「たべる」というテーマで、年中さん~大人のみなさんにおすすめしたい絵本
『たべるたべるたべること』
この絵本の帯には、こう書いてあります。
たべることは、なかよくなること。
一人の女の子の成長を見つめながら、命のつながりを感じる絵本。
「食べることは大事」となんとなく思っていましたが、食べることにこんなにたくさんの意味があって、どれも大事なことなんだよ…と教えてもらったような気持ちになりました。
読む人の年齢によって感じ方がさまざまで味わい深い絵本だと思います。
この絵本の出版社であるおむすび舎では、他にも「食べる」ことをテーマに描かれた絵本があります。
ぜひ、チェックしてみてくださいね。