K.Kくん(1歳)のパパ
僕は自分が子育てをすることが全く想像できなかった。
いざ息子が産まれてみると、小さい赤ん坊が成長して人間になっていくのを見ることができるのはとても興味深くそして楽しい事だった。
育ちあいの家に通い始めて1歳を過ぎてからは、毎日少しづつ、ただ確実に息子の中で何かが変わっていく。
積み木を組み立てようしたり、救急車が好きになり、自分の意思を伝えるためにわがままになった。
登園している他の子どもたちと触れ合いながら、彼らの真似をすることで息子は自分のできることを毎日増やしていく。家に帰ってくるたびに僕たちに見せてくれる”成長”を毎日楽しみにしている。
以前は子供は勝手に育っていくと思っていた。
ただ日々見せてくれる”成長”は、僕たちや保育園で触れ合った人たちとの一緒に過ごした時間の集大成で、その大切な”時”が息子の中にたまっていくのが本当にうれしく、そして尊いものなのだと思う。
これから大きくなるにつれて、自分で吸収できるものが増え、いつの間にか親の手を離れて自分の世界に飛び出していくだろう。
今は僕たちとの生活の中で息子はその準備と基礎を作っている。
僕たちが話した言葉も、読んであげた絵本も、一緒に見た景色も、しっかりと息子に伝わり彼の中に残っている。それが本当にうれしかった。
明日もまた新しい事を息子としよう。これから過ごす毎日が息子の未来につながる大切な日々になったらいいな…。
さあ、今日も友達と新しい発見に出会い保育園に行ってらっしゃい。
