動物好きな子向けの絵本&語りかけ絵本のご紹介

育ちあいの家では、毎月、5人の子どもたち一人ひとりに1冊ずつ絵本をおすすめしています。
なにか基準があるわけではなく、ほぼ私の思いつきです。
「最近、お散歩のときに小さな虫をじっと見ているこの子には、この絵本!」とか
「『これ、なぁに?』と周りの人に聞くのが楽しくてたまらないこの子には、この絵本!」というように…。
当然、ピタリ!とハマる時もあれば、Aくんにおすすめした本をBちゃんが気に入って「読んで読んで~」というときもあります。
子どもたちの興味は、本当に計り知れない…そして、「子どもたちの気もちをわかった気になってはいけないな…」とピリッとした気もちにもさせられます。

動物だいすきな1歳~2歳の子へ「どうぶつのおやこ」

今月、1歳半の男の子におすすめした絵本ですが、2歳の女の子も気に入ってくれました。身の回りで見られる動物や、動物園でおなじみの動物たちが出てきます。リアルな描写のためか、シンプルな構図のためか、読んであげていると、子どもたちが絵をじっと見ているのが伝わってきます。そして、この絵本のもう一つのポイントは、言葉や文章がまったく書かれていないということです。読んであげる大人が、目の前の子どもに合わせて言葉がけを変えられる「読み遊び」の宝庫のような絵本だと私は思っています。

“どうぶつのおやこ”

「語りかけ絵本 いちご」

「絵本を読んであげたいけれど、字が書かれていない絵本はちょっと…」と思われる方もいらっしゃるかもしれません。
そこで、おすすめなのがこちらの絵本。
書かれている文をそのまま読むと、自然と語りかける形になっているのです。
『いちご』の他にも『ひよこ』と『どんぐり』も出ています。
興味をもたれた方は、ぜひ!

“語りかけ絵本 いちご”