何歳のお子様でも楽しめる絵本のご紹介🎶

『もこもこもこ』

擬音語を言うと、よく復唱してくれる1歳の子におすすめした絵本です。
しかし、この絵本のすごいところは、幼稚園・保育園で読んでも、小学校で読んでも、はたまた中学校で読んでも、楽しんでもらえると読みきかせ仲間の間で話されています。
別の方は、「0歳6ヶ月の赤ちゃんもじっと絵本を見つめる」と体験談を話してくれました。

育ちあいの家の子たちも、「よんで!」
「もぅいっかい!」と、1回で終わらせてはくれないほどお気に入りです。
1歳の子は、「もこ」とか「にょきにょき」など笑顔で復唱してからページをめくります。
2歳の子は真剣に絵をじっと見つめていました。
『つまらないのかな…』と私が思ったのも束の間、「もういっかい読んで。」と言い、数回ほど真剣な様子で楽しんでいました。
3歳の子は、読み終わると「なに、あれ?」「どうして~なの?」と質問をしてくれました。
私が「なんだろうね~。」「私にもわからないな~。」と答えると、「もういっかい読んで。」と。
疑問に挑んだのでしょうか?(笑)
さて、大人はどうでしょう…?

ただの物事の事象として捉えるか、「これは何かの象徴」と哲学的に考えるか、二人の人物のやり取りとみるか、ただ単に「おもしろいな~」と感じるか…。
子どもに絵本を読んであげつつ、大人も大人として絵本を楽しめる時間と心の余裕があったら、その読みきかせの時間はきっと素敵な時間になると信じている私です。

“もこもこもこ”